前半部分の闇教育批判は冗長でつまらなく、一回読むのを中断。そのため読み終えるまでに2ヶ月もかかってしまった。後半に入っても読み辛い文が続くのだが、最後のまとめに入ると感心出来る内容も見受けられる。一冊全体を総合して考えるとあまり良い本ではなかった。
おすすめ度:★★★☆☆
ミロンの人格障害論を用いて、数人の政治家のパーソナリティを分析する。ミロンの説というのはなかなか興味深いものがあるのだが、この著者以外の本では取り上げられるのを見たことが無い。
おすすめ度:★★★★☆
講演、シンポジウムの記録が中心。当然内容は家族について。
家族はどこへいくのか
著者の思い込みが激しいのではと思うことがしばしばあった。私の思い込みが激しいという可能性もあるが。
久しぶりの「甘え」。似たような本を続けて読むのは記憶に残りやすそうだが、ぽつぽつと読むのはその時々で理解の仕方が変わっていることを実感出来る。前に「甘え」について読んだときは理解が浅かった。
おすすめ度:★★★★★
\begin{equation} F = ma \tag{$*$} \end{equation}
のように\tagを使う。
textcompパッケージの\textdegreeを使う。
45\textdegree
この本は新年度が始まったらすぐ読もうと思っていたのだが、今はもう6月。さらに、ワールドカップと重なってしまい読み終えるまでに1週間もかかってしまった。どうもめぐり合わせが悪い本なのだが、内容は面白い。疑問点も幾つかあるが、著者の他の本をもう少し読んでみないと判断できない。
AmazonへのリンクはISBNを使って作られるのだが、そのISBNがわからない(or 存在しない)という非常事態。そのため、朝日出版社から出ている古い本を読んだのだが、おそらく同じ本であるちくま学芸文庫の本にリンクを張った。
第1章の母性社会日本の病理はおすすめ。この本は約30年前に出版されたのであるが、この30年間でさらに状況は悪化しているように思え、心配になる。第2、3章のユングや神話・物語については、あまり興味をもてなかった。
自己愛といえばコフートなのだが、そのコフートに到るまでの精神分析での自己愛に対する考え方が要約されていて、個人的には興味深かった。内容は高度に科学技術が発達した現代社会により自己愛が肥大した現代人(大体25年前に書かれた本だが)の心理とその社会について論じられている。21世紀になりますます自己愛の肥大が進んでいるように見える。
様々な「〜症候群」を扱った本。医学的な症候群ではなく、朝刊シンドロームといったようなものがほとんど。どの症候群についても、原因、結果、対策が論理的に簡潔に記述されている。分かりやすい、理解しやすいと言えるが、人間はそんなに単純ではないはずだ。そして気になるのはこの本から著者自身の考えが見えてこないことだ。
重病で死期が近づいている人に対して死生観等をインタビューをし、それを基に構成されている。死を迎えるまでの心理過程について書かれている有名な本。穏やかな精神状態で死を迎える人には、価値判断をせずに話を傾聴する人の存在が大きいということ、つまりは良い聞き手の重要性が印象に残る。
古い本なのでISBNがわからなくAmazonで探すといくつか見つかった。どうやら新しい訳もあるようだ。下の画像の後の2冊が新訳。
定義が必要な言葉が多く読み難く、途中から面倒になったのであまりしっかり読まなかった。批判が多いのだが、教育に関するマスコミ、学者、評論家などは現場である学校を分かっていないということで良いのだろうか。