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ソフトウェアと本の覚え書き

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2006-05-10 [長年日記]

_ [読書] 和田秀樹 『虐待の心理学』

虐待に関連して境界性人格障害、PTSD、複雑性PTSDなどを矢継ぎ早に取り上げ、本格的な定義を述べているが、内容は200ページ程度の本に収まるものではないのでこの本だけでしっかり理解するのは難しい。虐待に関して非常に難しいと思うのは、しつけとの関連だ。体罰を行った場合、どこまでがしつけでどこからが虐待であるかというのはかなりの部分文化によるいうことだが、そうすると最後は家庭の文化、つまりは親子の信頼関係によるということになる。しかし、完全に家庭の中の出来事とすると虐待問題の出発点が無くなる。理想的には体罰を行わなければ良いと思うが、そういう制約のために教育がおろそかになりがちということが現実に起こっているのだから単純ではない。このあたりの難しさは、何かを調べて解決できるものではないのかもしれない。ただはっきりしているのは、親は常に子供の身になって考えて見ることが重要であるということだ。

おすすめ度:★★★★

虐待の心理学