2007-01-31
_ [読書] 上野千鶴子 行岡良治 『論争 アンペイドワークをめぐって』
久しぶりに読まなければ良かったという本だった。上野氏のあとがきにもあるように論争といえるものではなく、読むのは時間の無駄といえる。読めばわかると思うが、上野氏との直接対談を2度までも断ったことは井の中の蛙というのがしっくりくる。
おすすめ度:★☆☆☆☆
_ [Linux] Ubuntuで東雲フォントのインストール
Ubuntuが良いと聞いたので使い始めた。東雲フォントをインストールしようと
aptitude install xfonts-shinonome
としたのだが、最後に
warning: /usr/lib/X11/fonts/misc does not exist or is not a directory
と出る。フォントが使えないのでうまくインストールされていないようなのだが、それすらよくわからない。ディレクトリを作ってから実行してもまた同じ表示がでる。何か私の対処が悪いような気もするのだが。
[追記] 次のようにすれば良いということを知り、試すと東雲フォントが使えるようになった。
cd /usr/share/X11/fonts/misc sudo mkfontdir
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2013-01-31
_ [読書] 安積遊歩 辛淑玉『女に選ばれる男たち』
安積と辛の対談とそれぞれのパートナーの石丸偉丈と坂本幸男の対談で構成されている。障害をもつ安積と在日コリアンの辛はそれぞれ差別と闘うことを強いられていて、マイノリティとして生きることのしんどさを感じさせる。マイノリティに協力している人々に、それが善意によるものであっても、傷つけられるといった経験があったり、連帯の難しさも考えさせられる。
彼女たちのパートナーの石丸と坂本は男性の平均以上には家事をこなすのだろうとは思うのだが、気が利かない(利かなかった)と評価されている。男性として育てられると家事能力は身につかないということなので、自分も気をつけたい。辛の人間関係のとり方との対比になっているが、安積がはっきりと石丸に要望や不満をいうという関係がうかがえる。それでも関係が悪くならないという安積と石丸の信頼関係には本当に関心する。そうそう身につく態度ではないと思う。
おすすめ度:★★★★★
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